アメリカのタフツ大学の研究者らによる犬の問題行動の種類についてのアンケート調査が行われ、その結果が『Journal of Veterinary Behavior』(2019年4月)に発表されています。
4千頭以上の犬に対して、12種の問題行動が調査されていたのですが、全体の85%の犬から問題行動が見られるという結果となっています。
その中でも恐怖・不安の問題を抱えている犬が44%で最も多く、攻撃性が30%で次に多かったそうです。また、面白い事に、恐怖・不安の問題を抱えている犬の25%が強迫神経症的行動が見られている点です。
アメリカでの調査であるため、日本とは若干異なる結果となるでしょうが、ペットショップからの購入がとても多い日本(アメリカは1%程度)においては、85%以上の犬から何らかの問題行動が見られるのではないかと推測されます。
ご存知の方も多いかと思いますが、問題行動は早期に、かつ積極的に対処していく必要があり、放っておくと時間が経つにつれて、より深刻な問題になりがちです。
また、問題行動の多くは、その原因さえきちんと突き止められれば、改善させる事は難しくありません。原因を見極めた上で対策を考案するのか、もしくは問題行動だけで一般的な対処をされるのかには、とても大きな差があり、改善有無や程度にも大きく影響を及ぼします。
いぬのともだちのしつけ教室、犬の幼稚園では、原因を突き止める事からスタートし、一頭一頭的確なトレーニングを行っております。また、飼い主様には原因と対策について犬の行動学に基づいたロジカルな解説を行っており、より安心です。
しつけのご相談は川口市のしつけ教室・犬の幼稚園、いぬのともだちまでお問い合わせくださいませ。